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2001/09/24 撮影「極寒の長野ロケ!パート3<最終回>」(報告担当:直井)

前回から久しぶりの製作日誌です。更新遅くなってごめんなさい。さて、3連休の最終日の製作日誌を始めます。中日の撮影が明け方まで続いたので、最終日の起床がかなり辛かったです。
さて、24日最初の撮影はカイドウ宅での長回しシーンです。台詞を喋る出演者をカメラが追い掛けるというドキュメンタリー的カットなので、音声が拾いきれず、画と音を別テイクで収録しました。・・・でも、どうなんでしょう?多分、アフレコになるんじゃないかなぁ?(笑)
続いては屋外で、ショウと山本がカイドウチームと対峙する緊迫の場面。ここで山本から衝撃の一言が発せられます。「ミカルを見つけたぞ!」・・・探していたミカルの居場所の手がかりをついに掴むカイドウたち。ここから物語は急展開を見せるのです。で、このシーンの撮影も出演者どうしの距離があり、またもや音声がうまく拾えません。撮影って、なかなかうまくいきませんね・・・
話は変わりますが、さすがに3連休だったせいか、大平宿にはそれなりの数の観光客が訪れていて、僕らの撮影を興味深そうに見学していました。おじさんやおばさんがキャーキャー言いながら見守ってくれる中での撮影はとても新鮮でしたね。
音声的な問題はあるものの、天候にも恵まれて撮影は次々と進み、この日のメインカットへ突入します。そう、この日のメインカットは「超長回し&移動撮影」です。何と、その長さ2分20秒!!もうちょっとでカップラーメンが作れるくらいの長さです。上映時にこのシーンになった途端、カップラーメンを作る人が続出しないか、今からちょっと心配です・・・(なワケないですね<笑>)
そして、このカットは移動撮影ということもあり、またまた音声泣かせのカットとなりました。どこでマイクを構えてもマイクが画面に映り込んでしまうのです・・・あれこれと試行錯誤をしたあげくに、僕らはある結論に達し、何とか音を録ることに成功しました。どのように録音したのかは、近々撮影絵巻で御紹介したいと思いますので、乞う御期待です!
そして、すべての撮影が終了した時にはあと少しで太陽が沈みそうになっていました。撤収を終えた撮影隊一行は、今回のために借りてきた10人乗りワゴン車を先頭に慣れ親しんだ山を降ります。あ、帰り道では猿の群れも見かけましたよ。ま、この後の撮影ではもっといろんな動物を目撃することになるのですが・・・(笑)そういや、この10人乗りワゴン車には、カーナビがついてました。ただ、説明書も何もなかったので、案内音声を関西弁以外に切り替えることができなかったんですよ(笑)助手席に座っていた出演者の辻岡くん(カゼ役)も、いろいろ試してくれたのですが、丸っきりダメ。でも、辻岡くんは関西出身なので、ワザと切り替えなかったというウワサも・・・(嘘)
こんな感じで泊まり掛けの撮影は無事に終了しました。台風などに襲われることもなく、ここまで天気に恵まれて順調に撮影をこなしているのが本当に奇跡でしたね。ま、この後も天気にだけは恵まれて撮影は続きます。次回製作日誌は、またまた大平宿での撮影そして、初の廃村ロケの報告です。次回をどうぞお楽しみに!
 
2001/09/23 撮影「極寒の長野ロケ!パート2」(報告担当:直井)

さて、前回の撮影日誌では、初日の夜まで書きましたね。初日はどちらかというと撮影量も少なかったので、スタッフにも余裕がありましたし、なかなかフルメンバー揃うことのない役者さんたちとの懇親会の意味も含めての酒盛りだったのですが、2日目は早朝から撮影だったのです。目の前に並べられたお酒の誘惑に抵抗できるほど、強い意志を持てなかった新井監督他スタッフ一同は思いっきり痛飲してしまったのですが、なんとか眠い目をこすりながらも朝5時に起きて撮影準備に入りました。
前日に買いだめしておいたパンを食べて、さっそく朝もやに包まれる笠根村の撮影開始です。笠根村を見下ろすポジションでの撮影を目指したのですが、この笠根村はホントに小さな集落なので、ハッキリ言って、山の上からでは何も見えませんでした(笑)しかも、いろりの火が絶えない家屋にいても寒いのですから、戸外の寒さといったら尋常ではなかったですしね。 そして、実景撮影が終わると、6時からショウ(渡部さん)が朝の笠根村を歩くカットの撮影です。渡部さんは他の役者さんがまだ寝ているのに、すでに朝のランニングを済ませて、臨戦体勢でしたね。そして、この日以来、渡部さんの「早朝ランニング」は、夜討ち朝駆けの新井組ロケの朝の風物詩となったのです(笑)ちなみに夜の風物詩「ふざけんなヨ!」(by酔っぱらい橋本さん)が確定するのは11月に入ってからです・・・
早朝撮影終了後は、日中の実景撮影です。スタッフが二手に別れます。ひとつの班は前回、大平宿のロケで撮影対象の家屋を間違え(涙)、リテイクになってしまったカイドウ宅や、霧に包まれる笠根村の実景を撮影です。ここではスモークをたきます。今回の撮影では何種類かのスモークを使い分けています。この日は村全体が写るくらいの広い画だったので、「缶スモーク」(小)を使いました。しかし、これを都内で使えば間違い無く消防車を呼ばれてしまうでしょう。それくらいモクモクと煙が吹き出します。実は缶スモークには「中」もあるのですが、撮影を通して出番はありませんでした・・・え?「大」ですか?ホント、やめといた方がいいですよ!(笑)
そして、実景撮影から外れたもうひとつのチームはカイドウ宅の室内シーン撮影に備え、室内の装飾にとりかかります。前回の撮影日誌に書きましたが、ひとつの家屋で2つの室内シーンを撮影するため、セット換えには神経を使いましたね。このカイドウ宅のシーンではショウと山本(橋本さん)がカイドウ(黒川くん)とカゼ(辻岡くん)と対峙する迫力満点のシーンです。あ、このシーンも実は9月1日のロケで撮影していたのですが、手違いがあってリテイクになってしまったのでした。でも、今回はバッチリ撮影できましたよ!
日中の撮影が終わると、夜の撮影に備えて下界(というか、飯田市街)で食事を済ませます。いったいこの日は何を食べたんだっけ?ちょっと忘れてしまいましたが、食事といえば、飯田市では、よくステーキ屋に行きました。・・・え、BSE?そういや、そんな時期でしたね(笑)とにかく、そのステーキ屋さんは、サービスステーキがあって、1,000円(だったかな?)という激安っぷりだったんですよ。特に助監督?の今村が「肉にウルサイ男」なので、撮影では肉をよく食べてた記憶がありますね。
さて、市街から戻ると、夜に合流する役者さんたちを待って、ヌハチ宅の撮影です。しかし、ここでトラブル発生!夜には東京から合流するはずの役者さんたちを乗せたロケ車が、いつまでたっても到着しないのです。実はもともとヒョウ役をお願いしていた加藤くんが、仕事のため出演キャンセルになってしまっていたのですが、急きょヒョウ役をお願いした井上くん(near/"Question"に出演)の東京でのスケジュールが押していたのです。しかも、井上くんはバイクで大平宿まで来てくれたのですが、予想以上にバイクのスピードが伸びず、井上くんの道案内も兼ねていたロケ車もバイクのスピードに合わせざるをえないため、大幅に時間がかかってしまったのでした。・・・しかし、井上君には悪いことをしてしまいましたね。冷静に考えれば分かることなのですが、以前からさんざん寒いと言っている長野の山奥にバイクで来てもらうなんて!・・・おかげで、ようやく夜明け少し前に到着した井上くんはすっかり凍えてしまっていました。でも、井上くんはちょっと暖まるとすぐに衣装に着替え、撮影に臨んでくれました。ほんと、役者のみなさんのプロ根性(役者根性?)には頭が下がります・・・
そのヌハチ宅のシーンではカシラ(川屋さん)以下、村びとたちが、いろりを囲みながら何やら密談します。ここで、村びと役として登場するのが「めかさん」「銀ちゃん」「南さん」の「めかぎんなんトリオ」(誰がこの名前をつけたのやら?)。平均体重80kg超というウワサのビッグなトリオは作品中のどこかにワンカットずつサービスカット(笑)があるハズなので、乞う御期待です。そして、もうまさに朝陽が輝こうかというその時、4時間押しで深夜の撮影は終了したのでした。
今回はここまでです。次回は9月24日の模様をお伝えします。お楽しみに!!
 
2001/09/21〜22 撮影「極寒の長野ロケ!パート1」(報告担当:直井)

秋の始まりを告げる3連休(謎)、ついに「呪蔵地帯」の主な舞台となる大規模な(?)長野ロケが始まりました。思えば、ここからが本当の意味での「撮影地獄」の始まりでしたね・・・9月21日の金曜日深夜集合から、9月24日の日曜日夜解散までのおそらく「新井澄司史上最も長い3日間」としてこれからも永遠に語り継がれることでしょう(そこまで言うか?<笑>)
さて、今回の撮影は総勢18名という大勢の出演者、スタッフで行われました。金曜日の夜に集合したあとはそのまま夜中の2時頃に車4台に分乗して一路ロケ地である「長野県飯田市」を目指します。ひたすら中央自動車道を走り、「飯田IC」の手前「座光寺PA」に到着した時にはうっすらと朝陽が昇ってきていました。
今回のロケ地は「大平宿」という江戸末期の建物が残る小さな村で、現在も宿泊可能な場所です。ここでカイドウの家やヌハチ(ミカル姉婿)の家のシーンなどを撮影するのです。ちなみにこちらの建物の一つ「紙屋」という建物を「カイドウ宅」「ヌハチ宅」にフル活用しています。ちなみに今までの撮影日誌では「ロケ地」に関してはできるだけぼかして表現してきました。それは、出来上がる前に撮影ができなくなってしまうことを避けるためです。ただ、これからも表現できないロケ地も存在しています。そんな場所は大変申し訳ないのですが、御想像でお楽しみくださいね。
さて、飯田市から続くくねくねとした山道を1時間ほど進んでいくとその「大平宿」に到着します。が、その前に飯田市内のコンビニで食べ物、飲み物を大量購入しておかなくてはいけません。撮影現場のあたりには商店などはおろか、人家もないというとても危険な場所です。取り残されたら生きていくことさえ不可能かもしれません。
だからこそ、村はすたれていってしまうのでしょうが・・・
話は変わって、この日のメインはヌハチ宅でのシーンです。とある事情により、ぼう然自失の状態にあるサトリ(ミカル姉)が子守唄を唄います。肌襦袢姿のサトリが縁側にて小さい頃から唄っていた子守唄を唄うのです。このシーンはヌハチ役の白畑さん、サトリ役の大國さんの迫真の演技に圧倒された撮影でしたが、新兵器であるクレーン、×3のテレコンを使用した映像でその演技に負けない画づくりを目指します。
そして、この日は夕方に撮影を終えた新井組一行は「暖かい食事」と「風呂」を求めて一旦、山を降ります(笑)そう、これだけのために1時間の山道を下るのです。しかし、こうして市内まで降りてくると、先ほどまでの「時間を越えた世界にいる感覚」から日常に戻ってこれる気がします。ちなみに風呂は地元の公衆浴場です。名前は一応「砂払温泉」となっているのですが、温泉にしては値段が安いので。ちなみにこのお風呂には「電気風呂」というものがあります。風呂の中に腰を深く沈めれば沈める程、激しい電流が身体に流れ込んでくるという代物です。製作の直井は危うく命を落としかけました(笑)
「砂払温泉」の隣には「リカーショップ」(いわゆる酒屋がコンビニになったもの)があります。ここではレジの横に大きなテレビが設置してあり、ちょうどシーズンの大詰めを迎えていたプロ野球「ヤクルトVS巨人」が流れていました。そして、画面の前には大のヤクルトファンである黒川くん(カイドウ)と大の巨人ファンである今村(助監督?)が交互に現れます。首位争いをしていることもあり、とても興味があるようです。しかし、この日を含めヤクルトは巨人に3連続の逆転負けを喫してしまうのでした・・・「天国と地獄」という言葉はこの2人の表情だけで説明できるくらい、分かりやすかったことを思い出します。
風呂からあがってもまだまだ夜は続きます。やっとのことで降りてきた山道を今度も1時間かけて戻ります。しかも、今度は完全に闇に包まれています。そして、大平宿に到着しても、もちろん辺りは真っ暗。数少ない懐中電灯だけが頼りです。でも、それだけ明かりの無い場所だけに、車を停めてから「紙屋」までの道を歩きながら見上げる星空はとても美しかったことを覚えています。ちなみにこの翌日ダイソーなどでいくつか懐中電灯は購入しました。この懐中電灯はこの後も様々なロケ地で重宝することになります。
大平宿に戻ってからは「宴会」です。この大平宿はそれぞれの家屋に「いろり」が残っていますので、用意しておいた薪をくべながら、先ほどの「リカーショップ」で購入した酒や肴で話が弾みます。しかし、9月に入った長野の山奥は普段東京で生活している僕らの想像を絶する寒さでした。一応いくつか毛布などを用意しておいたのですが、全然足りません。そのため、夜を通していろりから火を消すことはなく、いろり番のスタッフは眠ることができなかったハズです。
ちなみに後に「宴会部長」として君臨する橋本さん(山本)はその片鱗を伺わせるに留まり、代わりに人生初めての紹興酒で酔っぱらったスタッフの大地(製作補)が夜の主役となりましたとさ。
今回の製作日誌はここまでです。翌23日の撮影日誌をお楽しみに! つづく
 
2001/09/16 撮影(報告担当:中島)

<作業報告>ーProject「橋がない!」-
日時:9月16日 10:00〜17:00
天候:曇り ときどき 晴れ 後 大雨
場所:東京都西多摩郡奥多摩町 日原川水系 倉沢谷
作業内容:上記ロケ地にて、橋全景撮影、及びロープ切れ特撮。

<撮影参加者>
新井、今村、直井、長門、中島

<詳細>
07:00 先週、撮影できなかった分の補足撮影の為、今週は少数精鋭だ。
    各車、ロケ地に向け出発。
    4〜5日前に降った大雨による増水が心配される中、高速を飛ばす。
10:00 今村車(カメキチ号)、中島車(さん太号)の順で撮影ポイント入り。
    やはり心配していた事が現実に。
    先週苦労して架けた橋は見事に流され、無くなっていた。
    先に川に降りていた新井監督が大きな×印をかかげている。
    上から見ても跡形も無い。ショックだ。
10:30 スタッフ間で相談の上、もう一度橋を作る事に。
    ただし、カメラアングル内だけの小さな橋を作る。
    新しい橋は遠くから見ると、とても小さな、頼り無いモノなのだが、
    そこは「映画」の世界。アングルを工夫し、
    映像的なマジックでなんとか形になっている。
11:00 ロープが切れる仕掛けのセッティングに入る。
    特撮チームの腕の見せ所だ。
    仕掛けの詳しい内容の公開は避けるが、
    切れ目の入ったロープを仮止めし、それを釣り糸で勢いよく切って
    効果を加えている。
    ここでも映像的なマジックに救われ、それなりに効果が得られている。
12:30 橋の全景撮影を行い、橋周りの撮影を終える。
    仕掛け撮影に若干時間を労してしまった。ちょっとだけ時間がおしている。
    しかし、少数精鋭の撮影スタイルだったため、撤収は早いこと早いこと。
    しかも川岸への昇り降りもかなり慣れてきた為、スイスイと進む。
    あっという間に移動体制を整えた。
13:00 ここで中島は昼食の買い出しに出かける。
    今日はいつもと違うコンビニに寄った為か
    お昼御飯戦争に会う事無く、お弁当をゲット。
    しかも暖かい御飯が食べられる。嬉しい。
    この間、その他のメンバーは地蔵の撮影を行う。
    こういう映像が、後々役にたってくるんだよなあ。
14:00 昼食後、上人塚の下見に移動する。
    ここはこの映画でもっとも重要なシーンの撮影に使われる。
    念には念を入れて下見を行う。
    しかし、ここは駐車場から徒歩で20分近く急坂を登った高台にある。
    実際の撮影の時の機材搬入には先が思い遣られる。
17:00 下見終了。なぜかかなりグッタリと疲れてしまった。
    今日は、現地で解散。
    カメキチ号、さん太号はそれぞれ帰路につく。
    出発と同時に夕立ちに見舞われる。
    夏もおわりだねえ。

<総評>
やはり自然の力は偉大だなあと実感しました。付け焼き刃で作ったとは言え、数十キロはある橋がいとも簡単に流されているなんて。実際の撮影は何とかなったものの、後から考えるとかなり「無謀」な事をしていたんだなあ。それから、前回のProject Aの作業報告の際にも書いたのだが、これからの撮影にはさらに一層、キッチリとしたスタンバイで望まないといけないなあと0思っております。でないと、いつかどこかで不都合が生じてしまう恐れがありますね。
 
2001/09/08 撮影(報告担当:直井)


天気:晴れのち大雨(涙)

直井です。では、お待たせの撮影報告を・・・。
「呪蔵地帯」第2回目の撮影は、はやくも特撮シーンです。当日は車4台を用意しての大所帯でした。先週(9/2)に男どもが8人も集まって5mもの丸太橋を完成させましたが、今回はその橋を舞台にしての撮影でした。

急なガケを安全に降りるために手すり用のロープを張る作業から始まり、数多くの機材や道具を降ろしていたら、早くも撮影開始予定時間を1時間もオーバーしてしまいました・・・。この時、直井は自分の読みの甘さを嘆き、落ち込んでいましたが、それどころではないので(笑)、とっとと撮影は始まりました。

まずは、ミカルが何か(謎)を抱えて走るカット。ミカル役のみゆうさんは自発的にしかも激しく、自分の衣装に「汚し」をかけてくれました。しかも、それだけでなく、髪の毛や顔、手、足にいたるところまで、激しく泥を塗りこんで、「汚し」をかけてくれるのです。改めて、今回は役者意識の高い方々が集まってくれていると感じました。

そして、ミカルのあとは、カイドウチームであるアメ、ムラグモ、ヒョウたちが、ミカルを追いかけているカットの撮影へと続きます。

このカットでは×3のテレコンバージョンレンズを使用。やはり、映画はレンズワークがとても大切であることを痛感しました。

そして、この日のメインカットである橋落ちカットへ突入です。橋落ちは今回初の2カメ体制での撮影となりました。そのうち1台がこのカットのメインになる水中ブリンプカメラです。・・・とはいっても、カメラを水槽で囲っただけですけどね。もう1台は三脚に乗せています。こちらは水中カメラが失敗した場合の保険用です。

橋落ちは衣装が濡れてしまうので、本番一発でOKを出す必要があり、スタッフ、役者ともども緊張の中、撮影が始まりました。スタッフの直井と中島が何度も川に落ちるリハーサルを行い、それを受けて、ムラグモ役の内田さんとヒョウ役の加藤さんが橋落ちに臨みました。

このカットは、ムラグモが落ちるところへ、太い丸太を3本(!)も落とすという、今考えるととても危険な撮影でしたが、丸太は間一髪ムラグモをかすめて川に落ちてくれ、とてもリアリティのある素晴らしいカットが撮影できました。

そして、橋がらみの撮影終了後、食事となりました。今回、橋落ちで冷えた役者さんの身体を暖めてもらうためにたき火(?)を用意していたのですが、そのたき火でなぜかみゆうさんが「バナナ」を皮ごと焼いていました(笑)謎な人です。

そして、食事が終わり、ショウと山本が笠根村にやってくるシーンを撮影しようとしたところで、突然の大雨!このままでは撮影ができないということで、撮影中止を決定し、急きょ機材や道具を撤収することにしました。そんなこんなで1時間くらい撤収をしたあたりで、なんと、雨が止んできたのです。

そこで監督と相談し、できるだけ撮影を続けようということになり、必要最小限の機材、スタッフで撮影を続けることになりました。

ショウ役の渡部さんと、山本役の橋本さんが四つ目の地蔵を発見し、そこで、ミカルをみかけるシーン。さらに、笠根村に入り込んだショウ、山本の前に立ちはだかるカイドウとカゼのシーンなどを撮影し、この日の撮影は終了しました。カイドウ役の黒川くんとカゼ役の辻岡くんは、最後の最後まで出演シーンがなく、とても長い待ちになってしまいましたが、文句を一言も言わずに、撮影に臨んでくれました。

しかし、全ての撮影が終わった頃には、すっかりあたりは真っ暗になってしまっていたので、できれば食事後のシーンはリテイクをしたいところです。そんなこんなで撮影は終了したのですが、もっと、スムーズに撮影が流れるように修正していかなくてはいけないと感じています。次回は3連休に泊まり込みでの撮影になるので、しっかり準備をして臨みたいと思います。
 

2001/09/02 特種メイクテスト(報告担当:由香)


9/2(日)、伊藤宅で川喜田さんの指示のもとカチコ、伊藤、ユカの4人で特種メイクテストを行いました。

【和尚を150才まで老けさせるメイク・顔編】
作業時間:約2時間
メイクのベースには液状ドーランとメイク用のゴム(ラテックス)などを混ぜたものを使いました。混ぜ率やその他の材料は川喜田オリジナルのため不明ですが、混ぜ率を変えたものを数種類用意していた様です。
まず、上記の液体をしわが欲しいところに塗っていきます。そのときに、顔の皮膚を伸ばした状態で塗ります。ほほなど、メイクされる方が自分で伸ばしやすいところ以外は、メイクをする方が皮膚を引っ張って伸ばします。一気に顔全体に伸ばさず、部分的に作り込んでいくのがコツです。川喜田さんは、おでこ、まぶた、ほほ、首、目尻、口まわり、顎の順に進めていた様です。
液体を塗った後、ドライヤーのCOOLで送風し、完全にゴムを乾かします。乾いたところにベビーパウダーをはたき、ゴムどうしがくっついてしまうこととゴムのテカリをカバーします。パウダーをはたき終るまで、皮膚は伸ばした状態をキープして下さい。皮膚を元の状態に戻すとしわの完成です。
しわの深さはゴムの量によって変わります。多く塗る方がより大きなしわが出来るわけですが、このときに注意するのは、一度に多く塗らずに上記の作業を何度も繰り替えして、
ゴムを厚くしていく事です。
今回は場所にもよりますが、3回に分けて作業を繰り返しました。
また、作業終了後は、メイクされた方に顔を動かしてもらって、しわを作り込んでいきます。例えば目をぎゅっと閉じて目尻にしわを寄せたり眉間にしわを集めたりしてもらうんです。そうすると、しわが、本人の自然な形に馴染んでいきます。
テストでは、ここまでで終了でしたが、本番では、その上にドーランを塗ったりシミを書込む作業を行う予定です。

【和尚を150才まで老けさせるメイク・手編】
作業時間:約2時間
メイクのベースにはメイク用のゴム(ラテックス)を使いました。ゴムは元は白く濁っていますが乾くと透明に変わります。
まず、上記の液体をしわが欲しいところに塗っていきます。指や手の甲の皮膚を伸ばした状態で塗ります。伸ばす作業はメイクをする方が皮膚を引っ張って伸ばします。ここでも一気に全体に塗らずに、部分的に作り込んでいくのがコツです。川喜田さんは、指、手の甲、手首、腕の順で作業を進めていました。
液体を塗った後、ドライヤーのCOOLで送風し、完全にゴムを乾かします。乾いたところにベビーパウダーをはたき、ゴムどうしがくっついてしまうこととゴムのテカリをカバーします。パウダーをはたき終るまで、皮膚は伸ばした状態をキープして下さい。皮膚をもとの状態に戻すとしわの完成です。
しわの深さはゴムの量によって変わります。多く塗る方がより大きなしわができるわけですが、このときに注意するのは、一度に多く塗らずに上記の作業を何度も繰り替えして、ゴムを厚くしていく事です。
今回は2回に分けて作業を繰り返しました。
その後、ドーランを塗り、皮膚の色を調整していきます。
次に、手が痩せ細って見えるように、血管や手の骨に合わせて陰影を付けていきます。最後に、シミを書込んで完成です。しかし、手に関しては、元々しわが出来づらいので、顔ほどには歳をとらすのが難しかったです。

【ハヤテの顔に傷を作る】
作業時間:約5分
まず、傷を作りたい形にケロスキンと言う液体を塗っていきます。名前の通りなんですがケロイドの様な効果があり、傷痕っぽいしわや光沢、凹凸を作ります。その後、液体を乾燥させて、ベースは完成です。ここまでの作業は1分程度です。
そして、傷にそって色を塗っていきます。川喜田さんが用意していたのは、赤っぽいロウのようなグロスのようなアイシャドウのような物でした。それを筆で塗ります。赤みを強くすると新しい傷、色をあまり載せないと古い傷になります。
以上で完成。5分もかかりませんでした。

【特種メイクを剥がす】
まず、洗顔料を泡立て、メイクの上に塗ります。その後、メイクを覆うように蒸しタオルをかけて、メイクをふやかします。5分程ふやかした後、少しづづメイクを剥がしていきます。上手く剥がれないところは無理に剥がさずに何度も洗顔料→蒸しタオルの作業を繰り返します。
また、腕などの毛が生えている場所は剥がす時にかなり痛いです。一番痛くない方法は毛をそっておくこと。次に良い方法は汗をかくことだそうです。そうすると、毛穴に入っていたゴムも自然に剥がれ落ちるそうです。
ですので、特種メイクの撮影の時は、ロケ地付近に銭湯やサウナなどを探しておくと便利です。
と、言うことは特種メイクは汗に弱いってことです。現場では、役者さんになるべく汗をかかせないように気にかける必要があります。
 

2001/09/02 特撮テスト(報告担当:中島)

<作業報告>ーProject A-
日時:9月2日 09:00〜18:00
天候:晴れ 後 曇り
場所:東京都西多摩郡奥多摩町 ◯◯川水系 ◯◯谷
作業内容:上記ロケ地にて、撮影用の橋建設と同カメラテスト。

<詳細>
09:00 奥多摩駅近くのセブンイレブンにて集合。
    参加者は本隊/新井・今村・直井・大和田・高田・清水・南、
    別班/中島・久松で集合場所に到着。
    珍しく全員、集合時間までに集まって いる。
    エライ、エライ。軽いミーティングの後、◯◯谷に向かう。
    時間と共に日ざしが強く、暖かくなってきた。良し良し。
09:30 ◯◯谷入口のスペースにて車両間の荷物整理を行う。
    ここで中島車(通称:さん太)とはしばしのお別れ。
    ロケ地周辺が非常に狭いので車両を減らす。仕方がない。
    しかし、おかげでカメキチ号とキャバちゃん号は人と荷物でいっぱいだ!
10:00 ロケ地着。先週行く手を阻んだ崖崩れは復旧しており一安心。
    スムースに通り抜ける。
    しかし、一度ロケハンに来ている中島・直井は慣れてしまった為か
    驚かないのだが、
    車を停めた山道から、ロケポイントまでは、かなりの高低差があり、
    かつ荒れ道らしく、皆、機材や荷物の搬入に手間取る。
    来週の撮影本番にはロケポイントへの進入方法は考えなければと思う。
10:30 全員、手早く着替えをすませ、橋の建設に取りかかる。
    今日は川の中での作業が見込まれる為、水着等に着替えるのだ。
    試しに、川に入ってみると、水温はかなり低い。
    泳ぐのはちょっと無理かな・・・
    しかし、ここに飛び込むと思うとかなり気が滅入る。
    今日はスタッフの大地が役者の代わりに飛び込む予定。頑張ってね。
11:00 スタッフを大きく2つにわけて作業を行う。
    一つは川に入って橋の土台建設を行い、もう一つは足りない丸太集めを行う。
    川の中で作業するチームは水の冷たさに耐え、
    丸太集めチームは急な崖を危険を伴いつつ、登り降りを繰り返す。
    中島は川に入りっぱなしの為か、その水の冷たさに慣れてきた。
    南くんや大和田くんも川に落ちたのを機に水中作業を苦にしなくなった様だ。
    一方、大地はなんとか水に入らない様にと飛び回っている。諦めが悪い(笑)。
    ヒットとじろさん、イマムーはあちこち駆けまわって
    橋建設に必要な丸太を全て集めてきてくれました。
    メカさんがその丸太をひょいひょいと運ぶ。素晴らしいチームワークだ。
12:00 みんなの頑張りにより予定よりかなり早く橋のベースができあがる。
    しかも、実際に渡る事ができるくらいの強度がある!これはスゴイね。
    おかげで、それまでは川を水に入って横切っていたのが、
    橋を渡って移動する事ができるようになった。
    (メカちゃんは結局、一度も渡らなかったケド)
    そしてあとは、補強と美術的な汚し作業を残すのみ。
12:30 今村・大和田主体で監督とカメラテストに入る。
    水槽ブリンプ代わりの水槽の効果が思いのほか高くて、
    スタッフからは映画の「野良犬」みたい!との声があがる。
    クレーンのテストも同時に行い、映像的な効果がバツグンな事を確認。
    監督も嬉しいかぎりでしょう。
    しかし、このテストの際に役者代わりに川に落ちたのは中島で、
    すっかりグショ濡れとなってしまいました。冷たかった。
    これ、来週の撮影には役者用の「暖」を取る方法を考えないとツライかもね。
14:00 遅めの昼食に入る。
    買い出しに出かけたヒットはお昼のお弁当戦争に負けたとこぼしつつ、
    それでも何とかゲットできた弁当をスタッフに配る。
    天気もすっかり悪くなっており、グショ濡れの中島には
    少しでも暖かい弁当が有り難かった。
14:30 昼食後はもろもろ、修正・補修作業に入る。
    いくら上手く作ったとは言え、所詮素人の作ったモノ。
    ほんの数時間で多少だが、不手際が見つかってきた。
    ここを補修しつつ、ロープを張ったりクギを打ったり、最終調整。
    同時に全体的に「汚し」をかけ、リアリティを増す。
15:00 落ち着いたところで、ロープの切れる特種効果のテストを行う。
    しかし、これは事前の準備不足の為か失敗。再検討課題となりました。
    同時にカメラチームはシーン4のシューティングプランを練るため
    周辺を移動・ロケハン。
    本日の作業の大詰めをむかえることなった。
16:30 本日予定していた作業終了。
    せっかく一生懸命作った橋が、来週の撮影までに流されない様、
    多少の補強をする。
    でも大雨がきたらヤバイかも。ま、天気が良い日が続く事を祈りましょう。
    で、撤収作業。お片付けをして、掃除をして、忘れ物がないかを
    チェックして...
    そして、再びあの急坂に挑戦。今度は登り。これまた大変だ。
    マジで来週の撮影本番の際の搬入・搬出の方法は、対策を考えないと
    イカンですなあ。
17:00 撤収終了。車に荷物を積み込み、みんなホっと一息をつく。
    やはり水(特に川の様な自然)の中での作業はいつかの間にか体力を
    消耗しており、クタクタになってしまいますね。
    「苺のミルフィーユ」がおいしい。
17:30 ちょいと寄り道をする。
    橋ポイントから20分程のところにある『数馬の切り通し』という
    岩肌が露出した絶景があるということで、この日の参加者で見に行く。
    ここが、また面白い景色で監督もいたく気に入り、急遽撮影ポイントに
    加える事に。
    詳しくは今後の打ち合わせいかんによりますが、
    オープニングのシーンに使われる予定とか。
18:00 解散。寄り道も終わり、現地で終了・解散。
    本隊と別班は帰りのルートが異なるのでここでバイバイ。
    みんな帰り道、事故の無いように気をつけてね。それでは!

<総評>
先週、カントクの意向による再ロケハンでこのポイントに来た時は、スタッフが直井と中島の2人だった為、作業は中々進まず苦労しました。この日の作業は総勢9名。非常に効率良く、予定の作業をこなすことができました。やはり、こういった大掛かりの作業には少しでも多くのスタッフに参加していただく事が必要と実感しました。同時に撮影の一週間前までにいくつかの問題点を発見できた事も、ラッキーだったと言えるでしょう。特に昨日、実際に川に飛び込んでみて、バスタオル等の他に焚き火等の暖をとる必要がある事、
機材の搬入・搬出時の安全対策の為に補助ロープみたいなモノを用意した方が良い事など、今週中に対処すべき問題は見つける事ができました。また、車両やスタッフの動きのシュミュレーション的な事もできたので、撮影本番の動きに反映させたいと思います。これで、ある程度キッチリとしたスタンバイで撮影に望めるのではないかと思っております。しかし、、毎回毎回、撮影の度毎にテスト(準備)の時間がとれるかどうかは難しいところがあるので、今後の撮影にむけてのスタンス(準備・テストや打ち合わせ等の作業)は考えていかなければいけないなあと思います。
2001/09/01 撮影(報告担当:清水)

清水です。9/1の撮影報告をします。
9月1日、記念すべき撮影初日のメニューは、笠根村の若者のリーダー役、カイドウが住む家の中でのシーンでした。撮影場所は長野県の山の奥地『◯◯◯』という所。今は廃村となった無人の村の中での撮影です。今回の作品は、廃虚での撮影が多く、廃虚フリークにはたまらない作品となっておりますが、『◯◯◯』は保存地区となっていることもあり、比較的奇麗な家屋での撮影となりました。

日光のいろは坂よりも険しい山道をえんえんと走って、撮影隊一行が現地に到着したのは、もう昼になってからでした。やはり、長野は遠い! 朝7時に出発したのに・・・。まあ、途中スタッフ車の一台が高速の分岐を間違えたりといったハプニングもあったのですが・・・。なんとかたどり着き、昼飯をとってすぐに撮影開始です。

まずはカイドウの家の外観。新兵器『クレーン』を使っての撮影です。(しかし、このカットは撮影場所を間違えていたことが分かり、リテイクになってしまいました)そして続いては、カイドウとその手下、カゼの会話シーンです。玄関でカゼに指示をするカイドウ。カゼは颯爽と家を出て行きます。二人とも実にカッコいい!カゼ役の辻岡君の目のクマメイクが病的でこれがまたカッコいい。今回の作品は、ほとんどの人物がデザインから全てオリジナルの衣裳を身に付けていますが、こうして役者が着て動くのを見ると、独自の世界観が出来上がって行くのを感じます。

その後、奥の間でのカイドウとカシラのシーンになりました。村を治めているカシラと、その支配から抜け出したいカイドウ。会話だけで、決してくつがえせないお互いの地位や立場を浮き彫りにしていくシーンです。川屋さんの貫祿ある演技は、さすがという感じでした。そして、ここでの最大の見せ場は、二人のカラミシーンです。
『ハッキリ言って、こんな画は見たくなかった!!』
というショッキングな映像の数々。まさか、ここまでやるとは……。新井監督初めてのラブシーン演出が、男同士になろうとは、誰が想像したでしょうか。メイクのぴいちゃん(女性)は、あまりのショッキングさに笑いが止まらなくなっている始末。どんな画になっているかは、完成した時のお楽しみです。

中での撮影が終わった後、火事かと思うほどのスモークを炊いて、霧に煙る笠根村全景を撮影し、初日のメニューは終了しました。

東京に帰ったのはもう深夜。ほとんどのスタッフは、監督の家で次々と倒れていったのでした。

みんな、お疲れさま。メカさん、帰りは道を間違えずに帰れて良かったね!!これからも撮影は続きます。みんなで頑張ろう!
 
2001/08/27(報告担当:直井)

直井です。今回もまずは先週の活動から報告します。

まず、8/24(金)は夜から要町で決定稿作成のための脚本会議を行いました。台本は細かいところは大体修正が終わっているのですが、物語後半の修正がやはり難関で、修正に苦しんでいます・・・。ちなみに次回脚本会議は8/29(水)ということで、クランクインに間に合わないという恐ろしい事態になっています(涙)間違えないように気をつけて撮影する必要がありますね。

また、8/25(土)には、特撮担当の中島と奥多摩の川にロケハン&丸太集めに出かけました。参加者は直井&中島の2名。少数精鋭ですね(涙)現場付近は先週の台風の影響で、川のいたるところが増水していました。挙げ句の果てには、現場への林道が土砂崩れで通行不能になっており、前回のロケハンで選んだ場所には復旧するまで、しばらく行けないことになりそうです。ま、車を降りて歩いていけばいけますが・・・

ま、どっちにしろ前回の場所は監督に「もっと急な流れの川じゃないとダメだ」とダメ出しされてしまったので、中島と僕は新しい場所を探して彷徨ったのですが、演技の出来る広い河原がなかなか無く、雨で滑りやすい岩に苦しみながら川沿いを2時間くらい歩き続けました。

そしてようやく「これは!」という場所を見つけたのですが、前回の川に比べるとかなり川幅が広く、川に渡す丸太橋をどうするかが問題になりました。実際に何本か丸太を探してきたのですが、けっこう長いと思われる材木も架けてみると届かないことが多く、先が思いやられるといった感じです。

とりあえずは、1本しっかりした材木をベースにしてなんとか丸太橋を組み上げてみることにしようと思います。

では、今後の予定をお知らせします。
 8/27 美術打ち合わせ
 8/29 脚本打ち合わせ
 8/30 特撮打ち合わせ
 8/31 前日準備
 9/1  クランクイン!(撮影:長野県飯田市)
 9/2  奥多摩撮影テスト
となっています。
とうとうクランクインです!気合いを入れ直して頑張っていきましょう!!

では、次回更新まで、しばらくのお別れです。撮影報告をお楽しみに!
 
2001/08/21(報告担当:直井)

直井です。今回は先週の活動を報告します。

まず、8/11(土)に特撮(吹っ飛び)&スモークテストを行いました。吹っ飛びには、ハーネスとロープを使い、吹っ飛び役の人がジャンプしたタイミングで三人がかりでロープを引っ張ります。(「三人祭」ではないです<笑>)ビデオを新井監督に観てもらいましたが、あとは吹っ飛び役の人が思いきり飛べるようにマットを用意すればというところまできました。

そして、8/12(日)には既に清水から報告がありましたが、弾着のテストがありました。

そして、8/14(火)には直井と由香ちゃんで川越の墓、蔵、そして奥多摩の川、倉沢のハヤテ宅、上人塚候補地をロケハン&御挨拶の旅に出かけてきました。川越の蔵は6月に許可をもらっていたのですが、実施行ってみると雲行きが怪しく、ちょっと困った状態です。もういちど蔵を探す必要があるかもしれません。ですので、みなさんからの情報をもういちどよろしくお願いします。川越の墓の方は、状態に変化はなく、墓石の作り込み用にビデオ撮影をしてきました。また、上人塚候補地をロケハンした結果、塚を新しく作ることになりそうです。現在、美術チームにデザイン出しからやり直してもらっています。

そして、8/18(土)には特撮担当の中島と奥多摩の川にロケハンに行ってきました。
そこで橋を渡してみたり、川落ちのテストっぽいことをしてきました。ビデオを新井監督に観てもらいましたが、新しく見つけた場所は川幅が足りないとのことなので、いままで予定していた場所で演技シーン(S-4前半)を撮影し、落ちるところだけは今回新しく探した場所でやろうということになりました。このあたりは9/2(日)にテスト撮影に行くことにしたいと思いますので、そこで必要なアングルなどを監督に確認してもらうことにしたいと思います。

また、8/19(日)にはようやく特殊メイクをお願いできる方と御会いすることができました。お名前は川喜田 展章(カワギタ ノブアキ)さん。ゆうばりファンタスティック映画祭で審査員特別賞(準グランプリ)を獲得した「イリヤ」という作品の特殊メイクを担当された凄腕のスペシャルメイクアップアーティストです。そして、各種特種メイクの打ち合わせを行い、9/1(土)にテストメイクを行うことになりました。この日は大平宿で撮影もあるのですが、別働隊を結成し、作業を行う予定です。

そして、その後に、今回新しく「カゼ」役をお願いする辻岡くんの衣装合わせ&簡単な演技説明を行いました。

ということで御盆期間中の動きでした!
 
2001/08/12(報告担当:清水)


遅くなりましたが、8月12日(日)、弾着テストが行なわれました。参加者は清水と直井、メカさんに由香ちゃんに伊藤君、そしてダイちゃんの6名。新井カントクは別の仕事です。

まずは東急ハンズで材料の買い出しです。

<必要な材料>
・麦球、ストロー、セロテープ、爆竹
・リード線、スイッチ、9V電池、電池ボックス、ビニールテープ
・ゴムシート、近藤夢、血糊、ガムテープ

これだけそろえれば、あなたにも弾着が作れます。目覚まし時計を加えれば、時限爆弾も……おっと、危ない危ない。

伊藤家に移動してみんなで弾着を作ったのですが、最初に作った10発はほとんど失敗。一発しか成功しませんでした。これは爆圧が弱かったのではないかと考え、爆圧を強くした10発で第2次試験に挑みました。しかし、これも2発ほどしか破裂せず。通電、発火は確かにしているのですが、爆発しない。よく理由を考えたのですが、どうやら火薬に問題があったようです。火薬の材料にした爆竹に、今までに見たことのない茶色の粉がまじっていました。これも火薬だろうと一緒に仕込んだのですが、どうやらきっとこれは火薬ではなく、きっと爆発したとき用の噴煙だったのではないかと思われます。これのおかげで導火線が火薬に接触していなかったのではないか、というのが現在の結論です。爆竹を、もっといいやつ買えばよかった。

第2次試験では、実際に血糊に弾着を付けてテストしました。これは破裂成功。ただ、着ていた布が強かったのか、服が破けませんでした。やはり、切れ目を入れておけばよかった……。でも、血のはじけ具合は良かったですよ。試しに血糊に混ぜてみたシラタキも、いい感じでした。ただ、実験台になった直井は、体じゅう血みどろになってしまいました。

実験終了後は、伊藤夫妻が作ってくれたキムチ鍋に舌鼓を打ちました。もちろん、余ったシラタキもぶち込みました。美味しかったです!これなら毎週テストやろう!という気にさせてくれました。弾着テストに関しては、後日火薬を代えてもう一度トライする予定です。

以上です。報告がムチャ遅くなってすみませんでしたー。

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